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36☆ アルベール・カミュ「異邦人」  [本]

アルベール・カミュ「異邦人」

この本は18才の時に読みました。

ひねくれてふてくされた10代後半に読んだ最高の一冊。
当時重要だった事といえば気付いているか気付いていないか。ただそれだけ。
それだけで世界の見え方はまるで違う。と盲目的に信じては、どうしようもなくひねくれながら、
この物語の主人公が「太陽のせい」とした精神性を自分に重ね合わせては
カタルシスを見出していた。
太宰治の「人間失格」、ドストエフスキーの「地下室の手記」も要はこれと同じことだと思う。

以後、このニヒリズムを越えることが出来たのは僕は25才を過ぎてから。
今じゃ笑い話だけど、当時は相当鬱々とした毎日だったよ。

昔、「アルベールに捧ぐ」って曲を書いたことがあるけれど、
この本がモチーフになってます。

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